ハラスメント対策は企業のリスクマネジメント|社労士・キャリアコンサルタントが考える予防型労務管理
厚生労働省が令和8年7月に公表した最新の令和7年度「過労死等の労災補償状況」によると、過労死等に関する労災請求件数は6,212件となり、前年度を上回りました。
また、精神障害に関する労災請求件数は4,958件と過去最多を更新し、職場におけるメンタルヘルス対策の重要性はますます高まっています。
精神障害の労災認定(支給決定)の原因では、「上司等からのパワーハラスメント」が最も多く、222件となりました。その他にも、近年対策が急務となっているカスタマーハラスメント(顧客等からの著しい迷惑行為)が127件に上るなど、セクシュアルハラスメントや仕事内容・仕事量の大きな変化を含め、さまざまな職場での出来事が認定の要因となっています。
厚生労働省HP
令和7年度「過労死等の労災補償状況」を公表します|厚生労働省
ハラスメントは、労災請求や訴訟のリスクだけではありません。
・従業員の休職
・離職職場の生産性の低下
・人材採用への悪影響
・企業イメージの低下
など、企業経営にも甚大な影響を及ぼします。
だからこそ重要なのは、問題が表面化してから対応するのではなく、日頃から職場の小さな変化やサインに目を向け、早い段階で適切な対応を行うことです。管理職や従業員が安心して相談できる環境づくりは、ハラスメントの予防だけでなく、働きやすい職場づくりにもつながります。
当オフィスでは、社会保険労務士として労働法令や企業のリスクマネジメントの観点からサポートするとともに、キャリアコンサルタントとして、経営者・管理職・従業員、それぞれの立場や思いに寄り添いながら丁寧なヒアリングを行うことを大切にしています。一方だけの意見で判断するのではなく、双方の状況や背景を「傾聴」によって深く整理し、問題が大きくなる前に解決の糸口を見つけることが、健全な職場づくりにつながると考えています。法令を守ることはもちろん、人と組織の双方に寄り添いながら、トラブルを未然に防ぐ職場づくりをご支援いたします。
ハラスメントに関するご相談、管理職研修、相談窓口の整備、再発防止策の検討など、お気軽にご相談ください。

